2021.12.29法人営業に向いている人とは？仕事内容ややりがいも解説
法人営業とはどのような職業か、どんな人が向いているのか、分からない方も多いでしょう。
特に法人営業に興味がある人は、自分が法人営業に向いているかどうか、知りたいと思います。
今回は、法人営業に向いている人の特徴に加え、法人営業の業務内容についても紹介していきます。
法人営業に興味がある人は、参考にしてみてください。
法人営業の業務内容とは
法人営業とは、具体的にどのような仕事をしているのでしょうか。
以下、法人営業の主な業務内容について紹介していきます。
新規開拓
法人営業の主な業務として、まずは「新規開拓」が挙げられます。
新規開拓とは、営業をかけたい企業を見つけて、顧客になってもらう業務です。
言葉で聞くと簡単そうですが、法人企業は、とても難しい作業になります。
突然知らない企業から商品を勧められても、多くの人は警戒するからです。
個人相手でも難しいのですから、人がたくさん所属する企業であれば、なおさらでしょう。
新規開拓には、根気強さやターゲットリサーチなど、準備を入念に行う必要があります。
ルート営業
ルート営業は、既に顧客となっている企業へ改めて出向き、新商品を勧める、アフターフォローをするなどして、関係の持続を図る業務です。
その他、顧客が何を求めているかをヒアリングし、それに合わせた製品の提案も行います。
ただし、提案したからといって、必ずしも契約に結び付くとは限りません。
そこで新たなアプローチで攻められるか、切り口を変えられず顧客満足度を低めてしまうかは法人営業の腕の見せどころです。
法人営業のやりがい
法人営業は取り扱う製品も高額なため、契約が取れた際の喜びは格別でしょう。
会社の利益に大きく貢献したという実感も湧くため、次のステップへのモチベーションも高まります。
他にも、経営陣のトップに近いメンバーを相手にプレゼンを行う機会が多いため、自分の力量がどこまで通用するか、挑戦していくというやりがいもあります。
法人営業に向いている人
以下、法人営業に向いている人の特徴を、5つ紹介していきます。
気持ちの切り替えができる人
営業職は、どれだけ工夫しても契約が取れないケースが多いです。
そのときに、断られたからといって落ち込んでばかりだと、次の仕事に進むことができなくなってしまいます。
もしかしたら次のアポイントメントでは上手くいくかもしれないのに、自分のモチベーション低下のせいで、先方に断られてしまうかもしれません。
気持ちを素早く切り替えて、失敗から学び反省を活かせる人は、法人営業に向いているといえるでしょう。
論理的に商品を勧められる人
法人営業の世界では、「なぜ、どのように、何のために、誰をターゲットに、いつ使うモノか」といったことを論理的に話し、商品を売り込むスキルが重要視されます。
ただ単に「これは良い商品です」の1点張りでは相手に必要な情報は届きません。
自社製品の魅力を論理立てて話し、「それなら我が社にも導入したい」と考えてもらえるようにするのが、法人営業を行う上で最も重視される役割です。
コミュニケーションスキルが高い人
コミュニケーションとは、一方的に話すことではありません。
本当にコミュニケーションを取るのが上手い人は、相手の話をしっかりと聞ける余裕を持っています。
法人営業では、自分の意見のみを主張するのではなく、相手の話をよく聞き、相手が何を求めているのかを察知できるスキルが必要です。
そのため、人と関わるのが好きで、常に相手のことを考えられるという人は、法人営業に向いているでしょう。
清潔感がある人
多くの人は、不潔なイメージのある人よりも、清潔感のある人に好感を抱くでしょう。
特に法人営業は、相手先の企業へ訪問する必要があるため、清潔感の有無や身だしなみに気を遣えるかどうかは重要です。
例えば、シャツにはアイロンをかける、髪の毛は程よくセットする、男性であればひげをきちんと剃っている、などが挙げられます。
常に人に見られている、という意識を持てる人は、法人営業に向いているでしょう。
柔軟性がある人
柔軟性に長けているかどうかも、法人営業には必要な要素です。
法人営業はイレギュラーも多く、相手によってさまざまな対応をしなければならないからです。
常に臨機応変な対応が求められるため、柔軟性のある人は法人営業に向いているでしょう。
まとめ
法人営業は決して簡単な仕事ではありませんが、その分、成功したときの喜びは格別です。
特に大きな商談の取引を成立させた際には、「この仕事をやっていて良かった」と思えるでしょう。
法人営業への転身を考えている人は、自分が現在どのようなスキルを持っていて、今後どうすれば活躍していけるのかを、考えてみると良いでしょう。
思っていたより、法人営業に向いている人は多いと思います。
興味がある方は、ぜひ法人営業に挑戦してみてください。
